富とお金 2018/05/23

"コーティング"からの学び




こんにちは、石田です。

昨日はメチャクチャ暑かったです。
地元のある地域では、
全国一位の最高気温を記録していました。

ここ数年、毎年のように
「これまでにない」、「観測史上最高の」
というタイトルが付く自然災害がもたらされています。

これから「梅雨」→「夏」→「台風シーズン」へと
突入していきますが、大きな被害が出ないことを
祈っておきたいと思います。


つい先日の話ですが、
「お風呂のコーティング」
を業者に頼まずに自分で施工してみました。


お風呂のコーティングとは

湯舟やシステムバス壁面に水垢や汚れが付きにくくし、
浴室に設置されている鏡にもコーティング、
もしくは曇り止めを施す作業です。

中古物件など、使用後、年数が経過しているお風呂は
既存の水垢や汚れを落とす作業があるので、
プロに頼んだほうが最終的にキレイに仕上がりますが、

今回は新築物件で未使用の状態だったので
プロの技術が優劣を分けるその工程を省くことができるため
初心者でも行けるだろうと自らチャレンジした次第です。


もともとこの物件のお風呂には
コーティングの予算を事前に組んでいたので
業者さんにお願いしても良かったのですが、、、

自ら経験し、この作業を行う業者さんの
手間や大変さを理解しておいた方が、
その後の価格交渉などがしやすくなるので
自分でやってみることにした。

というわけです。



作業前、業者が使用する作業の
工程や手順などが記された資料に
しっかりと目を通しました。

ミスした場合のコーティングのやり直しは
とても手間がかかるからか、
資料はとても詳細に記されており、
安心してスタートしたのですが・・・。


実際にやってみるとスムーズに進まず、
「かなり詳細に作業手順が記された資料からでも読み取れないコツ」
のようなものが必要であることがわかってきました。

一語一句読み間違えずに、資料通りにやっているつもりでも
資料に書かれている通りにスムーズには進みません。


資料を準備していただいた業者さんに電話をかけて聞いたところ、
「その日の湿度や気温によって手順に微妙な調整が必要」
とのことでした。


モデリングは私の得意分野なので、
電話で様々なポイントを確認し、
結果的にはキレイに仕上げることができ、
業者さんからもとても褒めていただきました(笑)


今回の一連の作業を通して改めて実感したことがあります。

トレードの手法もそうですが、それだけに限らず、
「裁量判断が伴う技術」は、カテゴリー問わず
「実践経験の積み上げによって結果がより良くなる」
ということです。

そしてもう一つ、とても重要なことに気が付きました。
このアプローチは私は聞いたことがないので
改めて重要な気付きとなったのですが、、、


マスターしたい技術の表面的な見た目には、

「裁量要素が少ないもの(誰でも簡単にマネできる)」
「裁量要素が多いもの(マネをできる人とできない人がいる)」

があり、後者には

「マスターするためには卓越したモデリングスキルが必要である」

ということです。


しかし、技術を学びたいと考えている人には
「卓越したモデリングスキルを持っている人と、そうでない人」
がいるので・・・。



これらを改めて整理すると、

技術提供者側は
「少しでも裁量要素を減らす」
ことに意識を向け、

技術をマスターしたいと考えている側も
「モデリングスキルを高める」
ことに意識を向けることができれば、、、

より高度な技術がスムーズにマスターできるようになるだろう。と。


今回のコーティング作業を通して
”コーティング技術そのもの”の他にも
色々と得るものがありました。

初めて経験することからは学びが多いですね。


で・・・。

とりあえず、新品の風呂であれば
キレイにコーティングする事ができるようになったので、
自分でやってみようという方はコーチングの時にでも質問してください(笑)



それではまた!


■あなたの声を聞かせてください
この記事についてのご意見・ご感想を
こちらでお待ちしております

https://jp.surveymonkey.com/r/DLWLNB9




関連記事